花を持つ女

だいめいはなをもつおんな
作者松下春雄 まつしたはるお
作った年1931
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう油彩・キャンヴァス
たて×よこ×はばcm162.3 x 130.1
説明(せつめい)まっすぐこちらを見ている女の人が大きくえがかれ、左足のつま先だけ絵からはみ出しています。下ろした髪(かみ)を片方の耳にかけ、口はきゅっとむすんでいます。くすんだオレンジ色のワンピースを着て、切りかぶにすわり、花たばをもった両手は、広げた両ひざの間においています。足元に、つばの広いぼうしと深緑色のかさが見えます。

女の人の後ろには木がならび、奥(おく)へ行くほど小さくえがかれています。まわりは公園か林に見えますが、この絵ではこげ茶色や赤茶色などが多く使われていて、全体にやや暗い感じがします。木々が日ざしをさえぎっているのでしょうか。それとも、夕方なのでしょうか。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=259

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