秋嶺白雲

だいめいしゅうれいはくうん
作者川合玉堂 かわいぎょくどう
作った年1940 c.
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう絹本着彩
たて×よこ×はばcm78.8 x 99.4
説明(せつめい)ごつごつした岩山(いわやま)が、画面いっぱいにえがかれています。山のちょうじょうが、ほとんど画面の上のはしっこまでかかれているので、この絵を見る人は山の大きさやはくりょくを感じることができます。山のふもとには、うす茶色の草がたくさんはえている平野(へいや)が広がっています。平野の右がわには、オレンジ、ピンク、黄色、緑の葉っぱの木が生えていて、山を登っていくと、かれた木がふえていきます。ちょうじょうのあたりは植物がなくなって、雪が少しつもっているように見えます。

時間のながれや動いているものを絵にかくには、くふうがいります。平野の草や空の雲を見ると、左から右に風がふいているように感じます。

この作品は、愛知県一宮市生まれの画家、川合玉堂(かわいぎょくどう)が、群馬県にある妙義山(みょうぎさん)をかいた風景画です。

*作った年の「c.」は「~年ごろ」という意味です。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=23

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