自画像

だいめいじがぞう
作者佐分眞 さぶりまこと
作った年1927
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう油彩・板
たて×よこ×はばcm45.8 x 38.0
説明(せつめい)自分をえがいた絵のことを自画像(じがぞう)といいます。この絵は、作者の佐分(さぶり)真がフランスへ着いて間もないころ、28才の自分をえがいたものです。頭からむねのあたりまでを、たて向きの画面の真ん中に大きくえがいています。

顔と体は、向かってななめ左を向いていますが、目だけはこちらを向いているようです。画面右側からの、少し赤みがかった光に照らされ、ひたいやほほ、耳、高い鼻、首すじやシャツのえりの片側は明るく、反対側の顔や目の周りは、とても暗く見えます。服は肩以外ほとんど黒に近い灰色です。ただ、かみの毛の周りがほぼ同じ暗さなのに対し、かげを帯びた顔の周りは形をたどれるぐらい、わずかに明るさを変えてえがいています。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=205

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