薔薇花

だいめいばらはな
作者真野紀太郎 まきのきたろう
作った年1943
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう水彩、鉛筆・紙
たて×よこ×はばcm54.2 x 64.6
説明(せつめい)この作品でいちばん多く使われている色は何色でしょうか?3つの白いばらの花、緑色のうつわの下にしかれた白い布、テーブルの奥にある白いカーテン、これらはすべて白色です。白いものは光をよく反射(はんしゃ)して、かげがはっきり出ます。いちばん右にある白いバラのかげは、右のほうに向かってのびています。絵の中に窓は描かれていませんが、かげの向きや色のあかるさから、たぶんテーブルの左上のほうに窓があって、そこから昼間の太陽の光がさしこんでいるんだな、と想像(そうぞう)することができます。絵の中では太陽はしずみませんし、花もかれることはありません。

いちばん大きなピンク色のバラの花は、ちょうど見る人のほうを向いているようです。奥にあるピンクのバラよりも、光をあびてかがやいているように見えます。黄色いバラも赤いバラもとても色あざやかで、いきいきとしています。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=1618

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