鳥獣曼荼羅

だいめいちょうじゅうまんだら
作者北脇昇 きたわきのぼる
作った年1938
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう油彩・キャンヴァス
たて×よこ×はばcm45.5 x 33.4
説明(せつめい)二羽の鳥の頭と、一ぴきのネコ、その間には人間のはなの形がえがかれています。しかし、少しはなれて見てみると、どうでしょう。まったくべつの形が見えてきませんか。三つが合わさると、鳥の目もとの青い部分は、つり上がった目のように、ネコの頭のリボンは開いた口に、ネコの黒い耳は、口の角におきかわり、一人の人間の顔が見えてきます。同じ一つの絵でも、見方をかえると、まったくちがうものが見えてくるから、ふしぎです。たとえば雲を見て、動物のような形を思いうかべるなど、この絵のように、ふだんの生活の中でも、ふとしたときに、思ってもみなかった形を見つけたことはありませんか。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=151

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