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花喰鳥文様撥鏤装身具

作者吉田文之 YOSHIDA Fumiyuki
制作年代昭和40~50年(1965~1975)頃
員数1個
素材・技法等象牙・撥鏤
大きさ(単位cm)径1.7 厚0.8
収集年度2024年度
所蔵品番号04650
作品解説表側にカモを、裏側に蝶の文様を彫った撥鏤の装身具。正倉院宝物の《紺牙撥鏤碁子》(北倉25)に倣った作品である。正倉院の《紺牙撥鏤碁子》は径1.6~1.7㎝、厚さは0.6~0.7㎝で、これとほぼ同じ寸法で本作も作られている。正倉院宝物の碁子をほぼそのまま装身具に転用した印象を受ける作品であり、正倉院宝物を直接的に作品に応用した例と言える。ただし正倉院宝物の碁子は紅牙、紺牙ともに表裏両面とも同じ文様が表されている。正倉院の碁子と全く同じに作らず、本作の裏面に蝶文様を配したのは、吉田の創意であったと言えよう。
本作はペンダントヘッドとして作られたものだが、類似する作品にタイタックやイヤリングの例がある。

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