舞妓図

作者北野恒富 KITANO Tsunetomi 1880/05/05 1947/05/20
制作年代大正末年頃(20世紀)
員数1幅
素材・技法等絹本著色
大きさ(単位cm)128.5×51.2
所蔵品番号01061
作品解説 ぼんやりと視線を投げかける舞妓の頭上から桜の花びらが舞い落ちている。一瞬で散りゆく桜のはかない運命に女性の若さや美しさが暗示されているのだろうか。簡素な情景描写ながら、赤と黒の鮮烈な色彩の対比が艶やかな舞妓の風貌を際立たせ、厚く塗られた白い肌がなまめかしい女性の色香を漂わせている。膝を崩して座る舞妓の気だるく物憂げな雰囲気は、明治末から大正期にかけての恒富の退廃的な美人画の特徴を示している。

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