磁器赤地金銀彩羊歯模様蓋付飾壺

作者富本憲吉 TOMIMOTO Kenkichi
制作年代昭和28年(1953)
員数1口
素材・技法等磁器 色絵、金銀彩
大きさ(単位cm)h18.0 D22.0
収集年度1977
所蔵品番号03543
作品解説 金銀の同時焼き付けについて、東京時代に一定の成果を得ていた富本は、京都に拠点を移してから一気にこれを開花させた。金と銀では焼き付けの適温が異なるために同時に焼き付けるのが難しく、また銀は時間が経つと黒く変色する欠点があった。そこで富本は、銀泥に金泥を加え、さらに白金を少量混ぜることで銀の色合いを維持し、これらの難問を解決した。この技法の完成によって、富本の陶芸は一段と華麗な作風へ展開した。
 本品はこの技法を手の内におさめて羊歯模様と併せて作り上げた最初期の作品であり、富本の代表作のひとつである。もと在米日本大使館に飾られていた。

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