面箱中啓文様 袱紗

制作年代江戸時代(19世紀)
員数1枚
素材・技法等鬱金繻子地 描絵・繍
大きさ(単位cm)61.0×61.0
収集年度1979
コレクション吉川観方コレクション
所蔵品番号01463
作品解説 鬱金色という重厚な色合いで染めた繻子地に面箱と中啓を金糸で輪郭をとり、扇面と面箱の文様を墨絵で描き出した掛袱紗である。中啓には波立つ急流と岸辺に遊ぶ鳥を、面箱には桐の老樹に咲く花と鳳凰を墨と淡彩で描いてあるのは実に精妙である。面箱の紐と絵の部分は切付け(アプリケ)の手法を用いている。
 中啓と面箱はいずれも能に欠くことのできないものであり、当代の工芸品に源氏絵などの王朝風俗や吉兆の文様とともに多く取材しているものである。
 当館蔵吉川観方コレクションの袱紗四十枚の一つ。

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