闇火風処地獄『往生要集』

作者福沢一郎 FUKUZAWA Ichiro 1898/01/18 1992/10/16
制作年代昭和48年(1973)
員数1面
素材・技法等アクリリック・キャンバス
大きさ(単位cm)181.8×227.3
収集年度1977
所蔵品番号02068
作品解説 『往生要集』は、日本浄土教の祖として知られた平安時代の恵心僧都源信の代表的著作である。本作は昭和49年(1974)の福沢の個展「厭離穢土・欣求浄土(えんりえど・ごんくじょうど)」に発表された東西の地獄を描いた連作の一点で、『往生要集』の中の八大地獄の一つ第六の焦熱地獄に付属した特別な地獄「闇火風処(あんかふうしょ)」を描いている。地獄の罪人たちが空中高く吹き上げられ急回転する様に、現代社会の悪の諸相に対する風刺が込められる。素早い筆致に、速乾性のアクリル絵具の特性がうかがえる。

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