作者古沢岩美 FURUSAWA Iwami 1912/02/05 2000/04/15
制作年代昭和25年(1950)
員数1面
素材・技法等油彩・キャンバス
大きさ(単位cm)80.2×65.2
収集年度1978
コレクション大橋嘉一コレクション
所蔵品番号02574
作品解説 本作は美術文化協会秋季展への出品作で、昭和23年(1948)の福井で大地震に遭遇した体験が制作の原点である。極端に身体をねじ曲げた裸婦像に地震の恐怖を暗示させ、背後には廃墟と化した建造物が描かれるが、人体の曲線と、巨大な壁の直線とがあいまって緊張感にあふれた画面空間となっている。大胆にデフォルメされた身体によって人間の苦悩を表現するが、そこには古沢の中国での捕虜体験の苦しみや戦争の矛盾、敗戦後の混乱に直面した社会批判も投影されている。古沢初期の代表作。

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