らんぷの中の家族

作者六條篤 ROKUJO Atsushi 1907/07/25 1944
制作年代昭和8年(1933)
員数1面
素材・技法等油彩・キャンバス
大きさ(単位cm)117.0×91.2
収集年度1982
所蔵品番号03047
作品解説 本作は第3回独立美術協会展出品作である。画面中央に街路樹、家の屋根、塀、円テーブルなどを菱形に構成し、テーブル上には花びらの雌蕊・雄蕊のようにランプを並べ、家族の姿を象徴している。画想は六條の歌集『左手の漂影』の一首「どの茎にもらんぷが灯って、植物の部屋には私の夕餐がはじまる」からのもので、六條の短い画業の中で代表作に位置づけられる。当時の独立創立会員による展覧会評には「六條篤氏の不思議な感覚に興味を持つ」(清水登之)、「六條篤。詩歌をなす君として当然の仕事と思ふ。未来を待つ。此種の画にもっとも絵画構成方法の研究は必要であらう」(川口軌外)と評されている。

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