鹿、青春、光り、交叉

作者普門暁 FUMON Gyo 1896/08/15 1972/09/28
制作年代大正9年(1920)
員数1面
素材・技法等油彩・キャンバス
大きさ(単位cm)64.7×80.0
収集年度1978
所蔵品番号03021
作品解説 普門暁は日本の前衛美術運動の先駆けをなす未来派美術協会の主唱者として知られる。同協会の第一回展に出品されたこの作品は、真夏の奈良の風景を題材に雌雄の鹿を赤・青・黄の色彩とダイナミックでスピード感ある線描で形象化した未来派の特徴を端的に示した作品である。画面からは真夏の焼け付くようなぎらぎらとした光が交差する中で脈動する野性の獣の持つ生命力が感じられる。未来派は、詩人マリネッティの「未来派宣言」(1909年)に端を発し、イタリアを中心に興った芸術上の革新運動であり、日本でも大正期に新傾向の先鋭な美術や文学の総称として受け取られた。

PageTop