NUE
| 作者 | 小見寺八山 OMIDERA Hassan 1889 1934 |
|---|---|
| 制作年代 | 大正11年(1922) |
| 員数 | 1面 |
| 素材・技法等 | 油彩・キャンバス |
| 大きさ(単位cm) | 80.4×100.1 |
| 収集年度 | 2006 |
| 所蔵品番号 | 03717 |
| 作品解説 | 本作は、小見寺が大正11年に渡欧した際にフランスの官設展覧会サロン・ドートンヌに出品し入選した作品で、作者の代表作である。白布をめぐらせた台に横向きに座り肘を掛けてポーズを取る裸体女性を抑えた色彩で描く。横たわる裸婦というヨーロッパのルネサンスやバロック絵画に見られる主題や構図、対象の造形性を強調した堅牢な画面構成など、当時アカデミー・モンパルナスで講師を務め、渡仏した日本人画家たちの指導にもあたっていたアンドレ・ロート(1885-1962)の作風からの影響が顕著である。 小見寺八山(本名 七郎 こみでらしちろう)は新潟県に生まれる。上京後、郵便局や警察に勤める傍ら太平洋画会研究所で満谷国四郎に絵を学ぶ。大正8年奈良に移住。11年渡欧。帰国後は奈良の風景に題材を求め、幾何学的に画面を再構築するキュビスム風の作風を展開し、帝展、太平洋画会展などで作品を発表。昭和9年には七彩会を組織して展覧会を開催するが、同年急死。当時奈良に居住していた志賀直哉との交流も深く、短編小説『寂しき生涯』の主人公大宮蜂山のモデルとなった。 |