長安の残輝
| 作者 | 平山郁夫 HIRAYAMA Ikuo 1930/06/15 2009/12/02 |
|---|---|
| 制作年代 | 昭和62年(1987) |
| 員数 | 1面 |
| 素材・技法等 | 紙本著色 |
| 大きさ(単位cm) | 171.0×363.8 |
| 収集年度 | 1987 |
| 所蔵品番号 | 03203 |
| 作品解説 | 長安(現在の西安)は古代中国の都で、唐代には世界都市として栄華を極めた。周囲に城壁を廻らせた都城の中央を南北に走る幅150メートルの大路を中心に大小の道路が碁盤目状に交差する整然とした景観は、藤原京や平城京のモデルになったとも言われる。 本作は1988年シルク・ロード博覧会を記念して奈良県より依頼制作された。仏教文化に対する深い関心からその源流を求めてシルク・ロードを中心に取材を重てきた作者は、古の都奈良から長安へとそ思いを到らせたのだろう。地平線に沈む太陽を背にシルエットとして浮かび上がる都市の威容を描き、悠久の歴史が息づく往時の都の姿を壮大なスケールで再現している。昭和62年度院展出品作。 平山郁夫は広島県に生まれる。昭和27年東京藝術大学日本画科卒業。前田青邨に師事。卒業後は院展で活躍。昭和48年東京藝術大学教授、平成元年学長に就任。同大学の遺跡調査団に参加してシルク・ロード周辺へ赴き、以降仏教伝来を主題とした作品を制作。高松塚古墳壁画、法隆寺金銅壁画の再現模写事業や敦煌壁画の保存修復にも尽力した。平成10年文化勲章受賞。 |