秋色山村

作者不染鉄 FUSEN Tetsu 1891/06/16 1976/02/28
制作年代昭和時代初期
員数1面
素材・技法等絹本著色
大きさ(単位cm)95.6×86.3
収集年度2002
所蔵品番号03602
作品解説 作者は、一時滞在した伊豆大島や永住の地となった奈良などの風景をもとに、蓬莱山や桃源郷を思わせる理想郷的風景を描いたことで知られる。本作では、山間にひっそりと佇む小さな村を描いている。民家が点在する小村を正面から俯瞰的に捉え大観する構図は宗教絵画の形式を思わせるが、金色に輝く荘厳な浄土の世界は人々の営みを感じさせる穏やかな山村に姿を変え、紅葉に彩られた風景が思い出の一場面のように浮かび上がっている。優しい色遣いと柔らかなタッチで描き出された情景からは、自然や人々に寄せる作者の温かい心情が伝わってくる。

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