隅田川舟遊

作者喜多川歌麿 KITAGAWA Utamaro 1753 1806
制作年代江戸時代(18世紀)
員数3枚続
素材・技法等大判錦絵
大きさ(単位cm)各38.6×25.7
収集年度1972
コレクション吉川観方コレクション
所蔵品番号00246
作品解説 隅田川に舟を出し、釣竿や投げ網で魚を獲り遊ぶ男女を、遠くまで続く川・高い位置に架かる橋による広々とした風景の中に描いている。遠近表現にも気を配り、自然な空間の実現に努めている。屋形船の屋根に上った女性の伸びやかな肢体など、女性の描写には美人画家歌麿の力が発揮されている。
 本図は両国橋下の網舟の図として知られる作品で、当館所蔵の図では3枚続のそれぞれに改印「極」が表されているが、「極」印が無く版元印が表された例もある。歌麿が自己の画風を確立した天明(1781-89)末から寛政(1789-1801)初年の作とされている。この頃の歌麿は3枚続の画面に人物群像による名所遊楽図を描いており、本作品もその一つである。

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