浄瑠璃 陸(睦)月恋手取

作者鳥居清長 TORII Kiyonaga
制作年代江戸時代・天明2年(1782)
員数1枚
素材・技法等柱絵判錦絵
大きさ(単位cm)65.5×11.8
収集年度1980
コレクション吉川観方コレクション
所蔵品番号01793
作品解説 天明2年の江戸中村座の顔見世で演じられた浄瑠璃所作事「睦月恋手取」を主題とする。四世岩井半四郎の善知鳥と三世瀬川菊之丞の安方姉妹が春駒(馬の頭の作り物)を手に舞う姿を、斜めの方向を利用しながら縦長画面に巧みに配している。やや前屈みの半四郎と上体を反らし後ろを見る菊之丞を呼応させ、手の所作や振袖・紐の流れで動きを出すことにより、緊張感のある溌剌とした趣きを出している。
 画面上部に演目名、半四郎・菊之丞の紋と、浄瑠璃を担当した富本節の富本豊前太夫・斎宮太夫・豊志太夫の名と紋、また画面下部に清長の落款と版元西村屋与八の印がある。

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