輿入

作者鈴木春信 SUZUKI Harunobu 1725 1770
制作年代江戸時代(18世紀)
員数1枚
素材・技法等中判錦絵
大きさ(単位cm)20.9×27.7
収集年度1972
コレクション吉川観方コレクション
所蔵品番号00237
作品解説 見合い、結納、盃、出産などの嫁入風俗を描いた組物の内の一図で、花嫁の乗った駕籠に関係の人々が付き添い、嫁入り先へと向う様子を表している。道を黒く彩色し、提灯を掲げる人を描いていることから、日が暮れてからの状景と思われる。
 西川祐信 の版本『女一代風俗 絵本十寸鏡 』の輿入の図の図様を利用しているが、祐信が脇に見物の人々も描いているのに対し、本図では輿入れの一行だけに焦点を絞っている。
 鈴木春信は、明和(1764-72)初年の多色摺り浮世絵版画(錦絵)誕生に寄与した。本図でも、黒、赤、青、黄、紫、灰色などによる入念な色摺が行われている。

PageTop