秋冬山水図屏風

制作年代室町時代(15~16世紀)
員数六曲一隻
素材・技法等紙本墨画淡彩
大きさ(単位cm)151.9×40.2
収集年度1978
コレクション由良哲次コレクション
所蔵品番号00483
作品解説 高さ・奥行のある山水と、その中で暮らす人間の姿を描いた山水図屏風。向って右から落雁、枯れた芦、雪山など秋・冬の景物を描いていることや、左に陸の塊を配し、右手前を水面としていることから、元は水景によって両隻の図様を繋いだ四季山水図屏風1双の左隻であったと思われる。
 画面右上に白文方印「等楊」が捺されており、室町時代の禅僧画家雪舟等楊(1420-1507以前)の作と伝えられてきた。地面や樹木の筆法は、雪舟が中国画家の作品に倣って描いた「倣夏珪 山水図」や「倣李唐牧牛図」に準じるものであり、雪舟の代表作である「秋冬山水図」(東京国立博物館蔵)や「四季山水図巻」(毛利博物館蔵)のような力強さには欠けるが、繊細な筆致で晩秋の寂しさ、冬の厳しさを表した、静謐な趣きの作品である。

PageTop