琉歌　さ・し・き　文化協会佐敷句会　六月定例会より　選者　山城青尚

資料グループ広報さしき 第336号(2005年7月)
ページ9
発行年月日2005/07/10
内容コードG000000828-0020
記事内容野牡丹や　軍基地強化の　音止まず　垣花和
火伏獅子の　目鼻大きく　花丁字　小松澄子
草蝉を　連れて帰りし　野良着かな　幸喜正吉
芒種雨　夢で会う人　皆無口　真栄城佐月
親と子の　野外学習　蛍狩　山城百合子
殉職の　義父の遺影や　聖五月　玉樹茂
護佐丸の　泉に残る　錨石　安谷屋竹美
野あさがお　唐人墓は　海伝い　与那嶺末子
走馬燈　生徒に語る　疎開の記　崎間恒夫（順不同）

≪選者詠≫
新樹光　平和の礎は　放射状　山城青尚
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