歴史復元物語①

資料グループ広報さしき 第330号(2005年1月)
ページ12
発行年月日2005/01/10
内容コードG000000818-0034
記事内容尚思紹・尚巴志父子が佐敷按司として佐敷に拠点をおいていた時期は、琉球は群雄割拠で揺れた時代であり、佐敷においても軍事的な緊張がありました。そのため佐敷按司は佐敷上グスクを佐敷における統治機関とし、西側には工業地(下代原遺跡:鉄製品加工場)をもち、東側の苗代大比屋屋敷跡周辺は、知念半島に対する防御のための支城として活用しました。こうした統治・工業地帯・支城の各機構は、尚巴志が貿易で経済力を蓄えるためにも重要な要素であったと考えられます。(つづく)
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