琉歌 さ・し・き

資料グループ広報さしき 第329号(2004年12月)
ページ3
発行年月日2004/12/10
内容コードG000000817-0006
記事内容佐敷町文化協会 琉歌愛好会
選者 新里晃

庭の虫の声に 秋の風聞けば 語らたる想ひ 月や清か 西田恒夫

月の走りてすや 馬の走りてすが まこと自由ならぬ 時の流れ 前城守人

野山咲くススキ 白雲のごとに 銀波たてて 秋のにほい 平田吉雄

夕間暮になりば 語りぼしやあすが 我身や今童 思たばかり 嶺井雄八

下り花てしや 夜の花やよら 夕間暮になれば まさて香ばしゃ 前城佐月

家庭の中柱 我たましやすが 我身の妻がなし 男まさり 平田安心

≪選者吟≫ 新里晃
露の身の命 嬉しゃ鳴きをれば あまり取て呉るな 庭のアササ
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