更年期障害は必す良くなる
| 資料グループ | 広報さしき 第296号(2002年3月) |
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| ページ | 2-3 |
| 発行年月日 | 2002/03/10 |
| 内容コード | G000000772-0003 |
| 記事内容 | (財)おきなわ女性財団主催のてぃるる出前講座IN佐敷町が、11月15日、町文化センター集会室で行われ、町内の女性を中心に約50名が受講しました。 講師は、週刊レキオのエッセイでもおなじみの産婦人科医師、宮良美代子さん。「更年期障害の症状とつきあい方」について講演をしました。 講義の中で宮良医師は、「更年期障害は、人によって症状が違い、その状態が周囲に理解されにくい。でも必ず良くなるものです。」と話し、更年期を乗りきるためのポイントなどを話し、出席者は熱心に話を聴いていました。 以下に、講義の内容を簡単にご紹介いたします。 【更年期とは?】 更年期は「人生の第二の出発点」。 そして更年期は「女性にとって健康の曲がり角」。個人差もありますが、45歳~55歳頃を指します。 とても重要な転換期ですが、健康の面でも、生活の面でも変化が大きく、悩みや不安も強くなりがちです。 更年期障害とは、更年期に起こるさまざまな身体と心の不調で、自律神経失調症とも言えます。症状の内容や程度に個人差が大きく、寝たきりになるくらい具合の悪くなる方から、全く何も気にならない方までさまざまです。 更年期障害の原因として、ホルモンの変化は重要ですが、更年期という時期は、健康に不安を感じたり、仕事上の負担が大きくなったり、家庭の変化が起こりやすく、社会的心理的ストレスの多い時期とも言えます。 これらのいろいろな要因が更年期障害に影響を与えています。 【更年期障害の症状】 ①血管運動神経系 のぼせ(ホットフラッシュ)、どうき熱感、発汗、動悸(どうき)、冷え性など。 ②精神神経系 頭痛、めまい、頭重感、不眠、不安、イライラ感、物忘れ、疲労感、圧迫感、憂うつなど。 ③皮膚 口内乾燥感、かゆみ、角化など。 ④知覚神経系 しびれ感、知覚過敏、知覚鈍麻、蟻走感など。 ⑤運動器官系 関節痛、腰痛、肩こり、筋肉痛など ⑥消化器系 食欲不振、便秘、下痢など ⑦泌尿器系 頻尿、排尿痛、残尿感、排尿困難、尿失禁など ⑧生殖器系 不正出血、おりもの、外陰部のかゆみなど ⑨代謝系 肥満、やせなど ⑩その他 疲労感、腹痛など 更年期障害は、これらの更年期に見られる症状があること、年齡が更年期であること、その症状が整形外科的な病気や内科的な病気、ホルモン異常からくるものではないこと、などから診断されます。 【更年期を上手に乗りきるには】 ①更年期や女性の身体について、正しい知識を持ちましょう ②定期的な健康チェックを心がけ、健康不安を解消しましょう ③心や身体が疲れたら休養し、ストレスをためずに気分転換を④食事や生活のリズムを整えましょう ⑤適度の運動は肥満を防ぎ、健康維持にも効果的! ⑥更年期を一緒に乗り切れる友人を作りましょう ⑦身体や生活の変化を受け入れる気持ちも大切です ⑧夫や家族の理解と協力は何よりの薬です ⑨良くならなければ専門医に相談してみましよう 更年期障害も以前は、誰もが経験することだから「我慢しなさい」と言われてなかなか取り合ってもらえないこともありました。今、時代は少しずつ変わっています。女性ホルモンの低下は予想以上に大きな影響を体に与えています。まずは、婦人科を受診して相談し、治療を受ける、受けないはそれから判断しても良いでしよう。 |
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