町発展の礎づくりに感謝 昭和59年度町功労者表彰式典挙行さる
| 資料グループ | 広報さしき 第89号(1985年2月) |
|---|---|
| ページ | 2-3 |
| 発行年月日 | 1985/02/10 |
| 内容コード | G000000506-0002 |
| 記事内容 | 「佐敷町の発展に尽力されたみなさま方は、町民の誇りであり、また、町民にとって偉大な目標でもあります」 各分野、各方面で活躍、貢献された功労者6氏の功を町をあげて讃えました。 2月2日(土)、町老人福祉センターにおいて昭和59年度佐敷町功労者表彰式典が行なわれました。本式典は「本町の地方自治、教育、文化、体育、スポーツ、社会福祉、産業経済発展等に特に顕著な業績を残された方々を表彰して町勢の向上・発展を図る」という趣旨のもと、今年度ですでに5回を数えています。 式典会場には、町内各団体の代表、招待者が数多くつめかけ、功労者のみなさんの功績に対し、おしみない拍手を贈っていました。 式典は、嶺井総務課長の開式のことばで始まり、続いて宮城助役による審査経過報告が行なわれました。表彰条例の若干の説明を含め表彰審査委員会の功労者選定までの経過が報告されました。 山城町長の式辞では、功労者の功績を讃えるだけでなく、町民の誇りという点が強調されていました。次いで、功労者各氏に表彰状と記念品が手渡され、会場からは感謝と、その功を讃える拍手が盛大に贈られていました。 町をあげて功労者のみなさんに感謝するこの日は、町民の誇りの日でもあります、との玉城町議会議長の祝辞を受けて、受賞者代表の知念慶得氏があいさつをのべました。功労者として表彰を受ける喜びだけでなく、今後も一町民として働く決意がのべられ、一段と高い拍手が湧いていました。 今回、功労者として表彰された方は、産業・経済功労=奥間邑繁(字兼久)、産業・経済功労=呉屋文得(字屋比久)、教育・文化功労=崎山喜祿(字佐敷)、地方自治功労=知念慶得(字屋比久)、教育・文化功労=知念盛吉(字屋比久)、産業・経済功労=仲里嘉眞(字小谷)の6氏でそれぞれ各分野にわたって、町の発展に尽力されました。 地方自治功労 知念慶得 氏 佐敷町議会にあって議長の要職をつとめ、地方自治の確立、住民福祉の向上に尽力されるとともに、農業委員会会長、社会福祉協議会会長として本町農業の振興発展とその基盤の確立、さらに福祉行政の向上および住民福祉の増進に多大な貢献をされた功績。 教育・文化功労 知念盛吉 氏 佐敷町教育委員会委員、文化財保護委員会委員として、多年にわたり本町の教育・文化の振興発展に尽力されるとともに、戦後の復興期には、村駐在県職員として本町産業の基盤の確立と復興に努められ、町の産業・経済の発展にも多大な貢献をされた功績。 産業・経済功労 仲里嘉眞 氏 佐敷町農業委員会設置以来多年にわたり農業委員として農業委員会の諸制度の整備、拡充に努められ、本町農業の振興発展に尽力されるとともに、佐敷町議会議員、小谷区長等を歴任され、地域社会の発展、住民福祉の向上に多大な貢献をされた功績。 産業・経済功労 奥間邑繁 氏 佐敷町農業委員会会長の要職にあって、多年にわたり本町農業および農地行政の円滑な運営、諸制度の整備、拡充を図るとともに、佐敷町議会議員、民生委員、兼久区長等を歴任され、地域社会の発展、住民福祉の向上に多大な貢献をされた功績。 産業・経済功労 呉屋文得 氏 佐敷町農業委員会設置以来、多年にわたり農業委員として農業委員会の諸制度の整備、拡充に努められるとともに、農業、農地行政の円滑な運営を図り、農民との接触を深め農業経営の合理化および農民の地位向上に多大な貢献をされた功績。 教育・文化功労 崎山喜祿 氏 多年にわたり本町の教育行政に携わり、教育の向上と教育制度の再建、拡充に尽力されるとともに、町教育委員会委員長、教育長の要職にあって、教育施設、設備の整備等教育環境の充実に尽され本町の学校、社会教育の振興発展に多大な貢献をされた功績。 |
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