明日の農業を考える ⑫ 効果的な間作栽培 土づくりには最適の方法
| 資料グループ | 広報さしき 第88号(1985年1月) |
|---|---|
| ページ | 10 |
| 発行年月日 | 1985/01/10 |
| 内容コード | G000000505-0021 |
| 記事内容 | 今回は、間作栽培の仕方を2、3の事例で紹介いたします。 間作栽培といえば台湾農業が思い出されるほど、台湾において盛んです。水田、畑、サトウキビ畑での間作、あるいはパパイヤ園、バナナ、マンゴー等の果樹園において幅広く取入れられているようです。 ひるがえって、佐敷町においてもサトウキビは当然のこと、バナナの作付も多いのですが、他作物の間作栽培はあまり利用されていないのが実情ではないでしょうか。南部地区でも農地の小さい佐敷町において、農地の有効利用を高める見地から大いに利用したいものです。 さて、緑肥を兼ねた間作物の1つとして、 (表)には豆科作物だけ取上げてありますが、野菜類の作付もよいと思います。 例えば、白菜、レタス、キャベツ、大根、ネギ等です(図・写真①②参照)。宇津波古在の新田器一氏の話では、シマナーをキビの間作として植付け、ある程度収穫して残りの大きくなったシマナーを開花途中で畦間にすき込むと緑肥の効果が高いとのことです。これも土づくりの方法として実践してみてはいかがでしょうか。また、町経済課では津波古土地改良基盤整備終了(7・5ha)した圃場に土づくり緑肥作物として蚕豆の配布が行なわれているようですので農家の皆さんは適期をのがさず利用して下さい。次回は大豆栽培について書く予定です。 県南部農業改良普及所 電話(0988)89-3515・5741 |
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