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カジヤバ古墳
| ヨミ | かじやばこふん |
|---|---|
| 所在地 | 壱岐市芦辺町 国分川迎触 |
| 緯度 | 33.793056 |
| 経度 | 129.71944400000001 |
| 地形 | 山地 |
| 種別 | 古墳 |
| 時代 | 古墳時代 |
| 指定 | その他 |
| 所蔵館 | 長崎県立埋蔵文化財センター |
| 説明 | 巨石古墳が集中する壱岐中央部にあり、なだらかな玄武岩丘陵上に立地する。昭和61年(1986)に町道拡幅工事に伴って調査を行い、翌年に約5mほど北側へ移築復元された。古墳は南側が大きく削られていたが、残存する部分から判断すれば径11mほどの円墳であったことが推測できる。石室は、ほぼ西北西に開口し、単室両袖式の横穴式石室で、全長5.7mを測る。玄室では、鉄釘が10数点出土していることから、木棺が据えられていたことが考えられる。出土した土師器・須恵器から、6世紀後半~末頃に築造され、7世紀代に数度の追葬を経た後に、8世紀後半まで祭祀が行われていたことが推測されている。陶質土器鉢とともに「律令的土器様式」の畿内系土師器杯が出土しており、被葬者が朝鮮半島との交流ならびに中央との結びつきをもった人物であったことを物語っている。 |
