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兵瀬古墳
| ヨミ | ひょうぜこふん |
|---|---|
| 所在地 | 壱岐市芦辺町国分本村触字兵瀬 |
| 緯度 | 33.798889000000003 |
| 経度 | 129.71444399999999 |
| 地形 | 山地 |
| 種別 | 古墳 |
| 時代 | 古墳時代 |
| 指定 | 国指定 |
| 所蔵館 | 長崎県立埋蔵文化財センター |
| 説明 | 壱岐島中央部の国分地区にあり、鬼の窟古墳の北北西130m付近に位置する円墳である。平成16 年度(2004)に壱岐市教育委員会が主体となり調査が実施され、墳丘53.5m、裾部から墳頂までの比高約13mの巨大な円墳であることが確認された。石室は、南西に開口し、前室・中室・玄室の三室と羨道からなる複室構造の横穴式石室で、全長12.3mを測る。玄室の奥には、組合式の箱式石棺の棺材が倒れた状態で確認された。石室内から出土した須 恵器の年代は7世紀前半の時期であり、6世紀末頃に築造され、7世紀前半まで追葬されたことが推測される。本古墳は、規模などから双六古墳、笹塚古墳、鬼の窟古墳など首長墓の系譜につながる有力者の墓と考えられる。 |
