/11

対馬塚古墳

ヨミつしまづかこふん
所在地壱岐市勝本町立石東触字稗坂
緯度33.795278000000003
経度129.69194400000001
地形山地
種別古墳
時代古墳時代
指定国指定
所蔵館長崎県立埋蔵文化財センター
説明 壱岐島の西側、湯本湾を望む標高100mほどの丘陵上に位置している。墳丘頂部からは、天候が良い日などには対馬が見渡せるところから、対馬塚という名称がついたものと推測される。全長65mの前方後円墳で、壱岐では双六古墳に次いで大きい前方後円墳である。後円部には、玄室と前室、羡道をもつ、長さ10.6mの複室構造の横穴式石室が西側に開口している。墳丘の形態は、後円部に比較して長い前方部で、後円墳頂部が前方部最高所に対して3.1mの比高差をもち、双六古墳と似た形態を示す。石室の構造からは、双六古墳に先行する形態といわれているが、出土した須恵器の年代では6世紀後半代の資料が最も古い資料である。

PageTop