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楼楷田遺跡
| ヨミ | ろうかいだいせき |
|---|---|
| 所在地 | 松浦市志佐町 白浜免字楼楷田・日前 他 |
| 緯度 | 33.351666999999999 |
| 経度 | 129.689167 |
| 地形 | 河岸段丘 |
| 種別 | 集落跡 |
| 時代 | 中世[鎌倉・室町] |
| 指定 | その他 |
| 所蔵館 | 長崎県立埋蔵文化財センター |
| 説明 | 松浦火力発電所建設に伴い、昭和59年(1984)県教育委員会によって調査された。旧石器時代・縄文時代の資料も出土するが、主体は13世紀をピークとする12世紀~14世紀にいたる中世集落址である。特筆すべきは130mに及ぶ石敷道路で、丘陵部から海岸部へ下っている。出土遺物は多彩で、特に石鍋片や輸入陶磁器が目立っている。その時期から松浦党との関連が考えられる。永徳年間に結ばれた第1回松浦党同盟には志佐白浜家後代弘の名が見え、「白浜に居し白浜を氏とす。海外貿易に活躍」とあり、本遺跡との関係が示唆される。 |
