煙火筒(えんかづつ) -夜空の花-

大分類展示ガイド
ガイド番号30
Web公開用解説長野市では、花火といえば11月23日の恵比須講(えびすこう)の花火をさします。恵比須講は七福神の一人である恵比寿様を祀る行事です。正月と11月にあり、正月に稼ぎに行った商売の神の恵比寿様が11月に大きな富を持って戻ってくるといわれていることから、明治時代に入り、商売繁盛を願う祭りとして門前町を中心に盛んになりました。
恵比須講を盛り上げるために花火が打ち上げられるようになったのは、1899年からです。当時長野市には優れた技術を持った花火職人が多数活躍しており、その中でも安茂里に生まれた青木儀作(あおきぎさく)は花火の全国大会に数多く優勝し、菊花型(きっかがた)花火を開発するなど花火界に多大な貢献をしました。

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