新海 竹蔵

人物名(ヨミ)しんかい たけぞう
出身地山形県山形市
生年月日(西暦)1897
没年月日(西暦)1968

略歴・解説

新海 竹蔵(しんかい たけぞう)山形市十日町の仏師の長男として生まれる。上京し、伯父の新海竹太郎のもとで彫塑を修業。文展、帝展に出品後、日本美術院彫刻部に転じ、院展の主要作家として活躍。1961年、院展彫刻部の解散をうけ彫刻家集団S.A.Sを結成、1963年国画会彫刻部新設にあたり会員として参加する。堅実な作風の中に日本の伝統素材である乾漆技法を応用するなど、独自の表現を確立。県美術家協会委員として第2回以降の県美展の審査員をつとめるなど、郷里の作家の指導にも尽力した。

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