少女(おとめ)

資料ID5297
作者長沼孝三
単位cm
公開解説1955年、当時の樋口良助校長は北高教育方針の一つとして情操教育を取り挙げ、その擬態的なものとして、生徒が常にこれに親しみ、自己の問題の解決にまた日々の励みの対象ともなる優れた芸術作品を学校に迎えたいものであると考え、長井市出身の日展審査員 長沼孝三氏(旧長中第一回卒)を訪問したところ、制作後手離しがたい愛情の情から四年間アトリエに留めておかれた「少女」の像を樋口校長の教育への熱情に動かされ寄贈されることとなった。「少女像」は、「戦後の混乱した時期に於いても、若人は迷うことなく清らかに・明るく・健康に・そして気品高く育っていくことを希って」長沼氏が制作されたものである。

作品は山形県立長井高等学校内に設置されています。

#長沼孝三の彫塑をめぐる
公開解説引用山形県立長井高校60年史

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