伝 日蓮像
「むこうしの文化遺産」15-1 伝 日蓮像
資料名(ヨミ) | 「ムコウシノ」15-1 デン ニチレンゾウ |
---|---|
解説 | 向日市指定文化財 鶏冠井(かいで) 南北真経寺共有 紙本淡彩(しほんたんさい) 掛幅装(かけふくそう) 縦45.4㎝・横29.4㎝ 鎌倉末~南北朝期 白衣・白袴・袈裟(けさ)をつけ、斜め右を向き、左手に法華経1巻、右手に払子(ほっす)を持ち、床座上に座る老年の僧を描く。僧の前には経机があり、法華経9巻を並べる。僧の頭上に六角形の天蓋を描き、画面左上に「南無妙法蓮華経」と題目を墨書する。似絵(にせえ)の系譜につながる描法が認められる。 近世に書写された軸巻留の墨書に「祖師 繪像」とあり、日蓮の像としているが、開眼首題の筆致は、日像の法嗣大覚大僧正妙実に似るとする有力な説があり、京都に初めて日蓮宗を広めた日像(1269~1342年)の肖像である可能性がある。次の伝日朗像と2幅ともに、鶏冠井の檀家や僧侶から寄進された絹袋にそれぞれ入り、一つの木箱に収められている。 (向日市文化資料館開館25周年記念特別展「むこうしの文化遺産―みぢかな歴史のモノがたり」図録より) ※平成21年(2009)10月31日発行 |
この資料に関連する資料
向日市文化資料館の収蔵資料等のデータベースです。収蔵資料や向日市内の貴重な歴史資料のうち、常時展示できていないもの、ニーズが高いと考えられる資料から順に公開しています。当館で収蔵しているもの以外のデータも含みます。「キーワード」「分類」「資料名」「資料名(ヨミ)」を指定して検索することができます(複数を組み合わせて検索可能)。
※何も指定せずに「検索する」をクリックすると、公開されている全資料が一覧表示されます。
例として、以下のような資料をご覧いただくことができます。
○向日市文化資料館常設展示の概要
○民俗資料(農具や生活用品など)
○向日市のおもな文化財(図録『むこうしの文化遺産』掲載資料)
○図録『20世紀のむこうまち』掲載資料
○『向日市史』(上巻、下巻、史料編)PDFデータ
○国際シンポジウム「20世紀の和紙 ー寿岳文章 人と仕事ー」(令和3年10月16日開催)記録映像
※何も指定せずに「検索する」をクリックすると、公開されている全資料が一覧表示されます。
例として、以下のような資料をご覧いただくことができます。
○向日市文化資料館常設展示の概要
○民俗資料(農具や生活用品など)
○向日市のおもな文化財(図録『むこうしの文化遺産』掲載資料)
○図録『20世紀のむこうまち』掲載資料
○『向日市史』(上巻、下巻、史料編)PDFデータ
○国際シンポジウム「20世紀の和紙 ー寿岳文章 人と仕事ー」(令和3年10月16日開催)記録映像