文化資料館入口

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ようこそ大極殿のあるまち向日市へ

資料名(ヨミ)ヨウコソダイゴクデンノアルマチムコウシヘ
解説長岡京は、延暦3年(784) に平城京から遷都され、延暦13年(794)に平安京へ移るまでの10 年間、乙訓の地に営まれた都です。
長岡京は、政治や儀式を行う大極殿や朝堂院などの官庁街と天皇の住まいである内裏からなる宮域(東西約1.0km、南北約1.6km) と、貴族や都市住民の居住域である京域(東西4.3km、南北5.3km)に分けられます。都の中心部である宮域は、すべて現在の向日市域にあり、周囲を築地大垣で囲まれていました。
向日市文化資料館は、この古代の都・長岡京の宮跡の一角に、遷都1200年を記念して昭和59年(1984)に建設されました。かつては" 幻の都" と呼ばれた長岡京も、60 年以上にわたって続けられてきた発掘調査によって、そのベールをぬぎつつあります。一つ一つの遺物が、いま、ささやかながらも1200 年あまり前の人々の息吹を、見る人に感じさせてくれるはずです。

(向日市文化資料館パンフレットより)

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