Waving Figure 18

TitleWaving Figure 18
作家名建畠覚造 TATEHATA Kakuzo
技法・素材合板、ウレタン
制作年1985
制作年(和)昭和60
寸法縦(cm)113.00
寸法横(cm)74.00
寸法奥(cm)74.00
作品・作家解説建畠覚造[たてはた・かくぞう]
1985(昭和60)年 合板、ウレタン 113.0×74.0×74.0cm

建畠は初めイギリスの彫刻家ヘンリー・ムーアの影響がみられる変形した人物像を制作していました。その後、人物像から離れ、より自由な観点から制作を手掛けるようになり、戦後の日本における抽象彫刻の重要な担い手となりました。1970年代までは同時代の海外の美術動向からの影響も顕著にみられますが、80年頃から合板を積層させる独自の作風を展開します。そのシリーズの一つが波打つ表面を主題にした《Waving Figure》です(文字通り訳せば「波形」ですが、作者自身は「波貌」(はぼう)と呼んでいます)。合板の積層によって作られた波の形状は、ポリウレタンのコーティングによって均質な黒い表面になっているため、木の素材感よりも人工的な規格品のような雰囲気が漂っています。

建畠覚造[たてはた・かくぞう] 1919(大正8)―2006(平成18)
彫刻家・建畠太夢の長男。1941年東京美術学校彫刻科を卒業。50年に〈行動美術協会彫刻部〉を創立。戦前から具象彫刻を続けながら抽象表現の可能性を探り、53-55年のヨーロッパ滞在を経て本格的な抽象彫刻へと展開。有機的な形態やユーモラスな表情をもつ彫刻作品を数多く手がけた。

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