にわか雨

TitleSudden Shower
作家名斎藤豊作 SAITO Toyosaku
技法・素材油彩、カンヴァス
制作年1930
制作年(和)昭和05
寸法縦(cm)90.00
寸法横(cm)200.50
作品・作家解説斎藤豊作[さいとう・とよさく]
1930(昭和5)年 油彩、カンヴァス 90.0×200.5cm
点描表現を日本に紹介した斎藤は、1920年に再渡仏したまま日本に戻ることのなかった画家です。フランスでは、大原コレクションの基礎を創った児島虎次郎と共にモネやマチスを訪ねて名品を収集した記録が残されています。1926年以降は、パリから離れたサルト県の“ヴェヌヴェルの古城”に暮らし、ここに長谷川潔や岡鹿之助ら若い画家たちを招いて交流と支援を続けていました。フランス時代の代表作と言える本作品は、第8回サロン・デ・チュイルリーに出品されたもので、斎藤がすぐれた色彩感覚に恵まれた風景画家であったことを示しています。平面的に組み立てられた形態と柔らかく繊細な色調でまとめられた横長の画面には、どこか日本の浮世絵を思わせるような雰囲気がただよい、和洋の感性が混在した不可思議な魅力が感じられます。

斎藤豊作[さいとう・とよさく] 1880(明治13/埼玉県越谷市)―1951(昭和26/リュッシェ=プランジェ/フランス)
東京美術学校西洋画科を卒業。1906年にパリに渡り、新印象主義などの点描技法を学び帰国。当時の文展、二科会にこの新思潮を伝える。15年に再び渡仏し、フランスに定住した。生涯に残した作品は少ないが、完成度の高い鮮やかな点描作品で知られている。

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