杉並区阿佐谷南3丁目23-13⇔普賢岳「再立」(⇔は表記不能文字の代用)

Title3-23-13 Asagaya-minami, Suginami-ku, Tokyo⇔Mt.Fugen-dake, "Re-rising"
作家名大浦一志 OURA Kazushi
技法・素材印画紙、土石、灰、炭、木、FRP
制作年1995
制作年(和)平成07年
寸法縦(cm)171.70
寸法横(cm)225.00
作品・作家解説大浦一志[おおうら・かずし]
1995(平成7)土石、灰、木、強化プラスチック、印画紙 171.7×225.0 cm

1991年雲仙普賢岳の火砕流に被災した記者が死を持って捉えた1枚の写真。紙上で何気なく目にしたその衝撃を大浦は克明に記しています。「そこには…自然と人間との絶対的な力の関係が現われている。…自然のエネルギーにのみ込まれ為す術のない人間の営みの「今」を、現実の自然を見なければと-『普賢岳』へ向かった」。1992年からはじまった普賢岳と東京・阿佐ヶ谷の自宅を往還する定点観測者の生活も2011年で20年目を迎えました。「掘り起こす、保存する、元の自然に返す」という作家自身の行為を通して「存在の根源を深く見つめる」表現へとつながっています。土石流で破壊された水無川の橋脚をモチーフにした本作は、1995年の現代日本美術展で埼玉県立近代美術館賞を受賞したもので、F.R.P.で定着された灰や土石は現地での時間や行為を想起させます。

大浦一志[おおうら・かずし]1953(昭和28)―
写真を媒介に身辺の事物にさまざまな時間の眼差しを重ねることから、「見ること」の深さを問う作品づくりへと展開。1997年第26回現代日本美術展で毎日現代美術大賞受賞。普賢岳の定点観測は1992年から継続するライフワーク。大浦一志アートデザイン室主宰。2003年より武蔵野美術大学教授を勤める。

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