レイヨグラフ

TitleRayograph
作家名マン・レイ Man Ray
技法・素材ゼラチン・シルバー・プリント(1963プリント)
制作年1926
寸法縦(cm)28.90
寸法横(cm)21.10
作品・作家解説マン・レイ
1926(プリントは1963)年 ゼラチン・シルバー・プリント 28.9×21.1cm

1921年から28年にかけて制作した12点のレイヨグラフをマン・レイ自身が複写、焼き付けし、63年に刊行した作品集の中の1点です。物体を印画紙の上に置き、カメラを使わずに像をうつし取る手法を偶然発見したマン・レイは、この技法を自分の名レイ(光線)にちなんでレイヨグラフと名付けました。身近にあるさまざまな物体は実際の用途や質感、重量から解放され、シルエットだけでなく立体感を備えながら、深い暗闇の空間に漂っています。それまでの写真が現実を複写する手段とみなされていたのに対し、マン・レイの手にかかった映像は、白と黒のコントラストが創造しうる多様なイメージへと大きく飛躍しています。

マン・レイ 1890-1976
本名エマニュエル・ラドニツキー。1910年代後半にニューヨークで前衛美術運動に参加。21年パリにわたり、実験的な写真や映画の制作を通じ、シュルレアリストと交流した。絵画、オブジェ、写真、映画など、ジャンルや様式にとらわれず、既存の意味を解体し新たな深みへと導いた制作は、その後の芸術に多大な影響を与えた。

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