Cubic Worlds

TitleCubic Worlds
作家名立石大河亞 (タイガー立石) Tiger TATEISHI
技法・素材セリグラフ、紙
制作年1973
制作年(和)昭和48
寸法縦(cm)67.00
寸法横(cm)49.10
作品・作家解説立石大河亞(タイガー立石) [たていし・たいがー]
1973(昭和48)年 セリグラフ、紙 67.0×49.1cm

1970年代にミラノで活動していた立石大河亞は、オリベッティ社のデザインの仕事に携わる一方、新たな制作に取り組みます。特に、画面を漫画のコマ割りのように分け、物語や時間の要素を採り入れる方法で、さまざまな絵画や版画を手掛けました。この版画も、その頃に制作された1点です。そこでは、未知の惑星が格子(グリッド)の座標に覆われ、キューブ状に分裂して宇宙空間に飛び散っていく、謎めいた物語が展開しています。こうした宇宙的なスペクタクルは、SFや映画に対する、作者の幼い頃からの興味に関連していますが、同時代のイタリアのデザイナーが抱いていた近未来的なヴィジョンとの共通性も指摘できるかもしれません。ナンセンスな世界に戯れ、自在に変容していくイメージを追いかけて見ていく面白さを、改めて教えてくれる作品です。

立石大河亞(タイガー立石) [たていし・たいがー] 1941(昭和16)―1998(平成10)
本名、立石紘一。1963年の第15回読売アンデパンダン展で注目され、反芸術的な活動や、大衆的題材をパロディにした絵画制作を行う。その後、漫画を手掛けるが、69年にイタリアへ渡り、デザインの仕事に携わりながら、絵画制作を続ける。82年に帰国。美術、デザイン、サブ・カルチャーなど、異種の分野を渡り歩き、ユニークな活動を展開した。

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