植物、扇風機になる III

TitleA Plant Becomes a Fan III
作家名ジム・ダイン Jim DINE
技法・素材リトグラフ、紙
制作年1975
寸法縦(cm)92.00
寸法横(cm)62.50
作品・作家解説ジム・ダイン1935(シンシナティ/アメリカ)―
1974 リトグラフ、紙 92.0×62.5cm 5点組作品

ジム・ダインは、1950年代から60年代にかけてアメリカ美術が大きく転換していく時代において、重要な役割を果たした芸術家です。とりわけダインは、一貫して人間そのものに視線を向けました。人間といっても人体を直接描くのではなく、ハート型やネクタイ、バスローブといった日常的な道具類を用いて、身体を暗示させるようなイメージを表してゆきます。植物が扇風機に変わってゆく構図は64年に既に素描で描かれていました。それをもとにアルミニウムの彫刻とこの5点組の版画があわせて制作されるのは、その10年後のことでした。植物から姿を変えた扇風機は機械というよりは、まるで生き物のように見えてきます。

ジム・ダイン1935(シンシナティ/アメリカ)―
1953-55年ボストン美術館大学で学ぶ。60年頃、ハプニング(行為による表現活動)を行う。62年からソナベント画廊で作品を発表するようになる。84年ウォーカー・アート・センターほかで大回顧展が開かれる。日用品など現実の物体を絵画に組み込んだ作風で知られる。

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