作業台-硯-

TitleWork Table -Ink Stone-
作家名小清水漸 KOSHIMIZU Susumu
技法・素材合板、ウレタン塗装、水
制作年1980
制作年(和)昭和55
寸法縦(cm)70.00
寸法横(cm)91.00
寸法奥(cm)120.50
作品・作家解説小清水 漸[こしみず・すすむ]
1980(昭和55)年 合板、ウレタン塗装、水 70.0×91.0×120.5cm

小清水は、1960年代末から、日本の風土や土着性をふまえながら彫刻を根底から問い直し、ユニークな制作に取り組んできた芸術家です。木に様々な刻みを彫る初期のシリーズでは、手による加工とそれによって際だつ素材感を、両者の相互の関係から問いかけています。それに対し、75年から始められたシリーズ《作業台》では、彫刻家が作業を行う台そのものが主題となりました。彫刻制作の行為や過程を暗示する作業台は、制作段階でわき上がってくる様々なイメージを受けとめる器として解釈することができるでしょう。また、硯という副題が付されたこの作品では、天板に注がれた水の美しい反射によって、見る者はいっそう自由なイメージを抱くことができます。

小清水 漸[こしみず・すすむ] 1944(昭和19)―
1966年多摩美術大学彫刻科に入学。70年第10回日本国際美術展‘人間と物質’に出品。71年には第7回パリ青年ビエンナーレに参加する。日本の風土や文化の伝統を活かしながら、素材と芸術家の制作行為の関わりを探求する作品で知られる。

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