西川茂 NISHIKAWA Shigeru

青磁刻花 牡丹唐草文 瓶

作品名(よみ)せいじこっか ぼたんからくさもん へい
指定物件重要文化財
時代1北宋時代
時代211-12世紀
耀州窯
高(cm)16.8
最大径(cm)17.3
重量(g)1,624
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00666
解説陝西省銅川市にある耀州窯では、オリーブグリーンの釉色の優れた青磁が盛んに生産されました。全面にシャープで流麗な片切彫りによる文様が見られるのがこの時期の特徴の一つです。本作品では、瓶の肩から胴にかけて、大きく牡丹唐草文が表され、特徴のある二重の蓮弁文が上下にめぐっています。深く鋭い彫り文様の部分には、青磁釉が厚くたまり、文様に美しい陰影を与えています。北宋時代の耀州窯青磁を代表する世界的に知られた名品です。 

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