六田知弘

織部舟形向付

作品名(よみ)おりべふながたむこうづけ
時代1桃山時代
時代217世紀初
美濃窯(織部)
高(cm)7.1
幅(cm)18.1x11.0
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号01743-1
解説舟形向付は織部独特の器形といえます。二方に緑釉をたっぷり掛け、見込みには鉄絵による吊柿や幾何学文が施されています。外側には波濤文が描かれ、船が波を立てて進む様を表しています。底部は平らで、環状に折り曲げた脚が三方に付きます。鮮烈な緑釉と躍動感ある絵付けの対比に加え、造形の面白さなど、懐石道具としての織部の魅力を十分に示した作品です。岐阜県土岐市の元屋敷窯の製品と考えられます。

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