須恵器蹄脚円面硯

作品名(よみ)すえきていきゃくえんめんけん
時代1奈良時代
時代28世紀
陶邑窯
高(cm)10.6
口径(cm)22.5
最大径(cm)28.5
重量(g)2,240
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(米田吉右衛門氏寄贈) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号01413
解説中国唐時代の陶磁製の円面硯を模したものと思われます。鋭い稜(りょう)を随所に見せるシャープな造形感覚は、7世紀以降の須恵器の一つの特徴です。同種の硯は宮殿・官衙(かんが)・大寺院などの遺跡からの出土例が多く、特殊な性格をもっていたものと考えられます。本作は大阪府の陶邑(すえむら)窯で出土したと伝えられ、大きさと作行から須恵器円面硯の第一級の作例といえます。

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