正面

六田知弘

緑釉手付瓶

作品名(よみ)りょくゆうてつきへい
時代1平安時代
時代210世紀
高(cm)22.5
幅(cm)12.6
口径(cm)8.1
最大径(cm)12.3
重量(g)609
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号01403
解説日本の緑釉陶器は7世紀後半に朝鮮半島の影響の下に誕生しました。平安時代、緑釉陶器は「青瓷(あおし)」とも呼ばれていました。金属器を思わせるシャープな造形と薄づくりの成形は、卓越した轆轤技術によるものです。緑釉はほとんどが剥落していますが、胴部下方にわずかに残存しており、往時の鮮やかな彩りが想像できます。儀式用調度の一つと考えられます。大阪の平瀬家に伝来したものです。

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