六田知弘

粉青掻落 牡丹文 長壺

作品名(よみ)ふんせいかきおとし ぼたんもん ちょうこ
時代1朝鮮時代
時代215世紀
高(cm)33.5
最大径(cm)19.6
重量(g)3,740
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00772
解説典型的な朝鮮時代初期の粉青沙器の長壺ですが、引き締まった姿が早い時期の雰囲気を伝えています。胴全体に白泥を施したのち、肩には粗い線刻で蓮弁文を、また中央は広く掻落して大胆な牡丹文を表しました。このようなスタイルの中心地は全羅南道光州市の忠孝洞窯ですが、この作例については窯址は特定できず、その周辺の地方窯の一つと見られます。

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