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六田知弘

青花 宝相華唐草文 盤

作品名(よみ)せいか ほうそうげからくさもん ばん
時代1元時代
時代214世紀
景徳鎮窯
高(cm)9.0
口径(cm)45.3
重量(g)5,160
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00830
解説口縁部を稜花に作り、内面に同心円状に文様帯を配するという意匠は、金属器に由来するものです。本器では外側から、波濤文、牡丹唐草文、波濤文、宝相華唐草文、雑宝文が描かれています。波濤文以外の文様は周囲をコバルト顔料で塗りつぶして白抜きとしており、金属器の浮彫り文様を再現しているかのようです。このような表現をしたものは、トプカプ宮殿やアルデビル寺院などに比較的多く伝世しており、とくにイスラム圏で好まれたと考えられます。

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