正面

六田知弘

鉄砂 虎鷺文 壺

作品名(よみ)てっしゃ とらさぎもん つぼ
時代1朝鮮時代
時代217世紀後半
高(cm)30.1
最大径(cm)30.2
重量(g)3,820
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00476
解説前肢をふんばり、首をもたげて目をかっと見開いた虎の姿は、長いまつげとむき出した牙のために民画風になっています。しかし、虎の周囲に沸き立つ霊芝(れいし)雲や、一輪の蓮花を中心に背を向け合う二羽の鷺のたたずまいには、不思議な霊的空気すらただよいます。胴のもう一面には三本の竹が力強い筆勢で一気に描かれ、一層魅力を加えています。朝鮮時代陶磁屈指の名品として、古くから評価の高い壺です。

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