正面

六田知弘

青磁 天鶏壺

作品名(よみ)せいじ てんけいこ
時代1南北朝時代
時代26世紀
高(cm)48.0
最大径(cm)23.6
重量(g)5,520
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00824
解説天鶏壺は「鶏首壺」とも呼ばれ、龍形の把手に、鶏の頭を象った注口をもつ耳付の盤口壺です。注口が単なる飾りのものも多いため、副葬用の明器と考えられ、実際に墓からの出土例が多く知られます。本作は北魏墓出土品に類例が見られることから、6世紀前半の華北産と考えられます。大小様々なサイズのものが知られていますが、これは最大級のものです。二度がけされた青磁釉はガラス質の美しい発色を見せており、当時華北地域でもすでに質の高い青磁が誕生していたことを示しています。

PageTop